リウマチ完治のロードマップ

リウマチ治療開始1周年。※M整形外科の誤診のため2ヶ月遅れ

この1年でいろいろ調べたり、主治医に聞いたりしたことのまとめ。

リウマチが完治する人は少なからずいること。
標準治療で完治する人、抗リウマチ薬などに頼らなくても完治する人、漢方薬だけで完治する人、実にさまざまです。
しかし、完治しない人も大勢います。
薬に頼らず完治を目指した結果、完治どころか変形が進んでしまった人も大勢います。

リウマチが完治する原因は、リウマチが発症する原因が分からないように、分かっていません。しかし、実際に完治する人が一定数いる以上、リウマチが不可逆的な疾病ではないことは明らかです。

今後のリウマチ学は、完治する原因を研究する方向に進んで行くことでしょう。それには時間がかかる疫学統計が必要です。

今、完治の研究を始められる大きな理由は、MTXや生物学的製剤でリウマチの進行を止めたり遅らせることができるようになったからだと思います。

いわゆる寛解状態を持続させることで、完治つまりドラッグフリーになる時間的な機会が増大するわけです。

ということで、完治へのロードマップは

MTXや生物学的製剤でリウマチの進行をコントロールし、変形を防止したり、遅らせたりする。
それで得た時間的余裕を使って完治を待つ。

抗リウマチ薬はリウマチを完治させるための薬剤ではありませんが、リウマチが不可逆的な疾病ではないことが証明されている以上、いずれは完治のためのプロトコルが開発されることでしょう。そして既にそのヒントが出てきています。またその研究も始まっています。