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リウマチ発症の原因とビジネス [リウマチ関連]

リウマチ発症の原因は分かっていません。

よく言われるのは・・・ストレス、喫煙、歯周病、冷え、化学物質、腸内環境の悪化などです。

また、遺伝的な要素も少しあるらしいので、遺伝子でプログラムされているとか、女性に好発するので、性ホルモンが影響している、などというのは説得力があります。

いずれにせよ、リウマチを発症するのは「運」がなかったとしか言いようがないのが事実です。

それに、これらの発症原因がもしあったとしても、こういう生活をしているとリウマチになる危険性があるから、こういう生活にしなさい、と言ったところで、それに従う人はいないでしょう。なんといっても、リウマチは発症して初めてその存在を知る病気のようなものですから。

ところで、ストレスというのを発症原因に挙げる人は多いようですが、これは占いのようなものではないでしょうか。
占いでは、誰でも経験するようなことをストーリーにして語ってあげると、よく当たると言われます。その誰でも経験するようなことを話しながら、ストーリーに組み立てるのが占い師の技術と言っても過言ではないでしょう。

リウマチに置き換えると、ストレスは現代人の誰でもあることだし、喫煙者の割合も一定数はあります。歯周病は成人にかなり多いもので、冷えは大勢の女性の悩み、化学物質は日頃から心配だし、腸内環境の悪化は便秘を経験すれば腸内環境が悪いのかなと思ってしまいます。

要するに現代人の誰もがリウマチの原因を持っていることになり、これでは説得力がありません。

問題なのは、こうした発症原因をあたかも規定事実かのように語り、リウマチを治すための何かを売りつけるというビジネスです。このビジネスは、インターネットが普及し、誰もがいろいろな情報を得ることができるようになったため、参入障壁が一気に下がりました。

以前は、商品を告知するために、それなりの広告宣伝費を使わないと売れなかったので、よほどの確信犯的悪徳業者でなければ、それなりに効果が出ることが必須でしたが、今では誰もがアイデア次第で低予算で商品化することができます。

例えば・・・リウマチの発症はひどいストレスが原因で、そのストレスで免疫系に異常が発生する。ストレスが2~3ヶ月続くと免疫系の異常が昂進し、リウマチを発症する。だから、リウマチはストレスが原因の体の悲鳴なのです。・・・などと書けば、発症当時を振り返って、ああそうだったかなあ、と思ってしまいます。そして、「リウマチは完治しないと言われていますが、それは対処療法しかできない西洋医学の限界があるからです」などと現状を分析してみせます。・・・あとは想像にお任せします。

それを信じてみるのは自由ですが、その結果には自分で責任を負うことになります。

そのようなわけで、リウマチ発症の原因は分からず、発症したのは運が悪かったと考えるのが一番だと思います。
運が悪かったのなら、運が良くなるようにすればよいのですが、その特効薬は笑うことでしょう。

ツレの主治医も、心配したりくよくよしたりせず、笑って過ごすのが一番の薬で、実はこれにはエビデンスもあるのです、とよく言いますが、経験上もその通りだと思います。

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生物学的製剤の使用率は25% [リウマチ関連]

現在、日本での生物学的製剤の使用率は20%ちょっということらしいです。
統計が少し古いので、今では25%くらいかも知れません。

ツレが通っているリウマチクリニックでは、生物学的製剤の使用率は50%ほどということで、全国平均よりはかなり高いです。

実は、この町は日本で最初に総合病院内にリウマチセンターができて、数多くのリウマチ専門医を輩出しています。ツレの主治医はセンター開設のときのメンバーで、その後独立したのですが、そういうリウマチ専門医が大勢いて、リウマチ科の個人病院の密度はとても高いです。

ところでMTXだけでリウマチが寛解できる率は20%くらいと言われています。残りの80%は良くて低活動性、悪ければあまり効かないということで、生物学的製剤の適応になるのですが、生物学的製剤の使用率が25%ということは、残りの55%、約半数の人は生物学的製剤の適応なのに、生物学的製剤を使っていないということになります。

MTXだけで寛解には達しなかったが、低活動まではいったので、まあいいか、という人も多いと思いますが、経済的な問題で生物学的製剤が使えないという人も多いのではないでしょうか。

MTXだけではリウマチの進行を食い止めることができなかったが、経済的な理由で生物学的製剤が使えず、関節破壊が進行し、やがて寝たきりになるという人がいるというのは、先進国としてどうなんだと思います。

経済的な理由で生物学的製剤が使えない人は多い、という情報はあるのですが、具体的に何%なのかという統計は見つけられませんでした。

早期から生物学的製剤を使えば、やがて仕事に復帰でき、自分で薬剤費を稼ぐこともできるかも知れないのに、経済的理由で生物学的製剤が使えないために、そのチャンスを逃し、徐々に関節が破壊されてしまい、日常生活がままならなくなって、やっと障害者手帳をもらえる・・・そんな日本の制度は、どう考えてもおかしいです。

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リウマチで日常生活に支障がある人は25% [リウマチ関連]

以下のニュースソースによると、日本ではリウマチで日常生活に支障がある人は25%だそうです。

http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20150807/dct1508070830001-n1.htm

世界的にはリウマチ患者の約半数が日常生活に支障があるとのことで、この数字はすごく良い数字です。ただ、統計の母集団が明らかではないので、そのまま鵜呑みにすることはできませんが。

この数字は、日本ではリウマチの人でも75%の人は発症前と同じような生活を送っていることを意味しますが、日本人は我慢強い人種なので、そこのところはかなり影響があるでしょう。

もはや医療後進国となってしまった日本では、高額な生物学的製剤を打つために、働かざるを得ない人はかなりいると思います。働くということは日常生活に支障がないということです。

しかし、関節が痛い、腫れている、思った通りの動作ができないという人はかなりいるのではないでしぃうか。

外国では関節が腫れて痛いから、動くのがきつくて日常生活に支障がある。日本では少々痛くても我慢して仕事しているから日常生活に支障がない。そういうオチだったら悲しいです。

外国に住んでいるときに、リウマチとは関係ないことですが、これくらいなら日本人は我慢するのにな、と思うことがいろいろありました。今ではその我慢強さが美徳だとは思っていませんが、こういう統計がその我慢強さでフィルタされているかも知れないということを、研究者の皆さんにも認識して欲しいです。

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